残念ながら昨日15時過ぎ・・・永眠されました・・・。ご冥福をお祈りいたします。m(_ _)m 合掌!
こんな結果になり、とても残念です。自殺をしようとした女性は、この警官の死を無駄にせず、たくましく生きて欲しいと思います。
最後にもう一度・・・心からご冥福をお祈りいたします。m(_ _)m 合掌!
----- 記事原文のまま掲載 m(_ _)m -----
東武東上線事故:女性救助で重体だった巡査部長、死亡
東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で6日夜、自殺を図ろうとした無職女性(39)を助けようとして急行電車にひかれ、重体となっていた警視庁板橋署常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)が12日午後、板橋区内の病院で亡くなった。交番には地元の小学生や住民らから回復を願う折り鶴や手紙が多く届けられていたが、復帰はかなわず、同僚たちも深い悲しみに包まれた。
宮本巡査部長は、事故後、意識不明のまま集中治療室で治療を受けていたが、同日、午後2時25分、家族に見取られながら息を引き取った。遺体を乗せたワゴン車は午後4時10分ごろ、板橋署の正面玄関前に到着。署員が敬礼で迎えるなか、同僚らがひつぎを運び、署内に安置された。告別式は15日に行われる。
常盤台交番には事故後、近所の人たちなどから100を超える花束が届けられた。訃報を聞きつけ、交番にはさらに多くの人が花束や手紙を持って訪れ死を悼んだ。近くに住む会社員、佐藤和代さん(36)は「無事を祈っていたのでとても残念。地域になくてはならない人だった」と花をたむけた。遺族も午後5時過ぎ、事故現場を訪れ、花束を置き手を合わせた。
宮本巡査部長は北海道出身。76年に警視庁に採用され、94年に巡査部長に昇任。千住署などを経て04年2月から板橋署に勤務していた。
事故は6日午後7時半ごろ発生。宮本巡査部長が保護した女性が「死んでもいい」と交番を飛び出し、近くの踏切から線路内に侵入。後を追った宮本巡査部長が、駅ホーム下のある避難スペースに女性を移動させようともみ合っているうち、同駅を通過する急行電車にひかれ、頭を強く打って意識不明の重体となっていた。女性は腰の骨を折ったが、命に別条はない。
▽滝沢慶二署長の話 宮本巡査部長が殉職されたことは誠に痛恨の極みで、ご家族の方々には慰めの言葉もありません。職責をまっとうしようとした宮本巡査部長は、私ども板橋署員の誇りであります。回復を願う多くの激励を賜りました地元をはじめ全国の皆様方と献身的な医療行為を頂いた病院の皆様方に対し、心から感謝申し上げます。